調理師になるため沖縄に渡り、そして帰ってきた男の記録(主に食べ物日記)
by harumaki-33
カテゴリ
全体
雑記
沖縄そばの作り方、レシピ
沖縄料理のレシピ
日本料理
西洋料理
その他の料理
レシピ(未分類)
食堂覚書
顎下腺腫瘍・覚書
===
授業覚書
食べ歩き
ぶらぶら記
検索
最新のコメント
お久しぶりです。お買いに..
by 徳山みえ子 at 10:40
>徳山 様 こんにちは..
by harumaki-33 at 00:38
初めまして!素敵な漆器で..
by 徳山みえ子 at 23:03
はじめまして! 我が家..
by 零 at 18:31
おお、higaさん! お..
by harumaki-33 at 23:47
以前の記事
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


カテゴリ:沖縄料理のレシピ( 19 )
フーチバジューシー
f0070332_19364070.jpg

沖縄家庭料理特訓3日目!
本日のお品は、フーチバジューシーとウカライリチー。
ウカラとは本土のおからのことです。

これは東京でも何度も作りましたが、やっぱり違うなー。
教えてもらいながらだと迷いがないぶん、味がびしっと決まります。
(いつも迷いながら足して足して、味が濃くなる(^-^;)

フーチバジューシーは、豚だしで炊いたお雑炊。
ジューシーというと炊き込みご飯を思い浮かべる人が少なくないと思いますが、炊き込みご飯はクワジューシー。
お雑炊ヤワジューシーとかホロホロジューシー、またはたんにジューシーといえば雑炊のほうを指す場合が多いようです。

フーチバジューシーは炊き込むときにフーチバー(よもぎ)をたっぷり加えたお雑炊。
よもぎの苦み、香りが存分に堪能できる1杯です。

んー、五臓六腑に染み渡るっ(>▽<)
 
[PR]
by harumaki-33 | 2013-06-06 19:36 | 沖縄料理のレシピ | Comments(2)
島豆腐の厚揚げ
f0070332_1959549.jpg

師匠のお家で料理特訓2日目。
デークニイリチーに使う厚揚げを、せっかくだからーということで自分で作らせてもらいました。

「これが沖縄の男性の一番好きな食べ物なのよー、食べてみてー(^ω^)」

というので、揚げたてをそのままぱくっ……






んんんんまっ!!
 
[PR]
by harumaki-33 | 2013-06-05 19:59 | 沖縄料理のレシピ | Comments(0)
沖縄でおさらい中
f0070332_6335730.jpg

ンブシー。イリチー。チャンプルー。
沖縄の家庭料理。
東京に帰って来てから、あれこれ考えて自分なり作って来ましたが、久しぶりに…というか1度原点を思い出したくて、沖縄のお師匠にお願いして、おさらいをしに来ました。

写真はマーミナチャンプルー。
おんなじ材料を作っているのに、ちょっとした手順の違い、タイミングの違いで、全くと言っていいくらい仕上がりが変わっちゃうんですよ。
ウマー!(;´д`)

明日はデークニイリチーを改めて教えて貰う予定です。
ごちそうさまでした!
 
[PR]
by harumaki-33 | 2013-06-05 06:33 | 沖縄料理のレシピ | Comments(2)
新メニュー・ゴーヤーご飯
f0070332_155452.jpg

東京のスーパーにもやっとゴーヤーが並ぶようになりました。
さっそく買ってきて食卓に。

薄く切ったゴーヤーを塩揉みして、細かく刻んで炊きたての白飯に混ぜます。
かつお節と一緒に食べると、なお美味しい!
なんとなく思いついて作ってみたしたが、これはいいメニューが出来たと思います。
簡単で、安くて、すぐ美味しい♪

本日もごちそうさまでした!
 
[PR]
by harumaki-33 | 2013-05-19 15:05 | 沖縄料理のレシピ | Comments(0)
しみじみゴーヤーチャンプルー


はやくも9月も10日が過ぎてしまいましたよ、奥さん!
でも気温はまだまだ夏。
東京は今日も33℃を記録しました。

夏の間、うちではたびたびゴーヤーチャンプルーが食卓に上ります。
シンプルなゴーヤーと豆腐と玉子だけのゴーヤーチャンプルー。
決め手は塩加減と、それぞれの素材にベストな状態で火が通っていること。

豆腐は表面は香ばしく、中はしっとりに。
ゴーヤーは少しの歯ごたえを残しつつ、生っぽさを残さず。
玉子は好みが分かれますが、僕は2~3分ほど生っぽさ残して、
全体をトロっと包むような仕上がりが好きです♪

あ~、今日もビールがんまい!
本日も、ご馳走様でした!

必要ないと思いますが、一応レシピを~。

■材料(2人前)
ゴーヤー 1/2本 2㎜厚に切る
木綿豆腐 1丁 10分ほど重石をして、水を切る。手で一口大にちぎる。
玉子 1個 容器に割り、箸で「ちゃちゃ」と、ごく軽く混ぜる
塩 少々
しょう油 少々
花ガツオ 軽くひとつまみ

1)ボールにゴーヤーを開け、塩ひとつまみをふり、全体にまぶす。
2)ゴーヤーから水が出たら水で洗い流し、水気をよく切る。
3)フライパンに油を少量ひき、まず豆腐を炒める。塩を軽くふる。表面をこんがりと焼き、皿にとっておく。
4)油をまた少量ひき、ゴーヤーを炒める。フタをして、しばし蒸し焼きにする。
5)1切れ味見をし、ゴーヤーへの火の通り加減を確かめ、豆腐を戻して、軽く全体を混ぜる。
6)全体に絡まるように、玉子を流し入れる。しばしそのまま放置し、玉子が固まり始めたら、全体をざっくりと混ぜる。
7)鍋肌から、軽くしょう油を垂らして仕上げる。
8)皿に盛り、花ガツオを上からまぶしたら出来上がり♪
 
[PR]
by harumaki-33 | 2012-09-10 21:54 | 沖縄料理のレシピ | Comments(0)
明けましておめでとうございます
2012年、明けましておめでとうございます!
昨年は皆様1人1人にとって、どんな1年だったでしょうか?
新年早々、過去を振り返るのもせんない話かもしれませんが、
過去があって今あることを噛みしめつつ、新しい年を元気に過ごして行きたいと思います。
皆様の健康と口福を、心から願っております!

と、いうわけで新年一発目!
お節に飽きた皆様に、ちょっとお手軽な沖縄そばレシピを紹介したいと思います。



■材料(1人前)
豚バラ肉(薄切り)…50g 4㎝程度に切る
ニラ…5~6本 4~5㎝に切る
かつおだし…250㏄
味付け
・酒…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・醤油…大さじ1

■作り方
1)鍋をよく熱し、油小さじ1(分量外)をひく。豚肉を炒め、調味料を加える。
2)ニラを加え、さっと炒め、かつおだしを加える。味を見て塩、胡椒(分量外)で調える。
3)沖縄そばの麺を温め、湯を切り、どんぶりに盛る。上から具ごと汁をかける。

以上、終了! 名付けて、手抜きそば!

かつおだししか使いませんが、豚バラの油でコクが出ます。
また少し甘め味付けにするのも、美味しく食べるポイントかもしれません。

じつはこれ、調理師学校でお世話になったA先生に教えてもらいました。
お出かけ前で忙しいときなどに、さっと作って食べるまかない的料理なのだそうです(^^
けどこれが美味しいんですよ! こんなに簡単なのに!(ちょっと悔しい)

材料もシンプルですし、「あー、沖縄そば食べたいけど、
豚だしとってる時間がない!(><」という時などに、どうぞ試してみてください。

今年は辰年。
子年から数えて5番目。月で言えば5月にあたるそうです。
5月と言えば、新緑の季節。芽吹きの季節。
皆様にとっても、そんな活力溢れる1年になりますように。

今年もよく食べ、よく働き、そして適度に休み、
元気に、そして出来るだけ笑顔で過ごしたいと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします!
 
[PR]
by harumaki-33 | 2012-01-03 02:03 | 沖縄料理のレシピ | Comments(0)
豚を圧力鍋で炊く


豚肉を柔らかく煮るには普通、弱火で1時間~1時間半ほど茹でますが、
圧力鍋を使うと、時間をぐっと短縮できます。
写真のだしも圧力鍋でとったものですが、30分で出来ました。

味はどうでしょう?
自分の舌を信じるならば、とくに違いは感じません。
ただ豚肉が柔らかくなりすぎるのが、欠点といえば欠点かも?
(そこも利点と見ることも出来ますが)

茹でた豚肉は、だし(茹で汁)につけたまま冷ます。
これが鉄則です。
冷める過程で、一旦弛緩した豚肉がきゅっと締まり、
同時に湯に溶け出た旨味が豚肉にまた沁みる効果もあります。
粗熱が取れてから冷蔵庫にしまえば、浮いた油が固まり、
よりすっきりしただしに仕上げることが出来ます。

しかしなぁ、豚を茹でただけで、どうしてこんなにきれいなだしが取れるんでしょうね?

美味しいものは美しい。
美しくないのに美味しいものもあるけれど、
美味しいものは、大抵美しい。

なんつって。

このだしをベースにして、沖縄そばを作りました。
沖縄そばを作るの、じつはちょっと久しぶりです。
腕が落ちてないか、内心心配だったのですが……

よかった! 腕は落ちてなかったみたいです。
美味しい! 美味しいよ、ママン!!(;▽;
いや~、ここのところ忙しくてお疲れ気味だったのですが、
その疲れも一気に吹き飛びました。



美味しいものは、人を元気にする。
美味しいものは、人を幸せにする。
美味しいものは、きっとその人を笑顔にする。

本日も、ご馳走様でした!!

===宣伝===
食べて体がほっとする。美味しい、嬉しい、沖縄そば!
電子書籍「体にやさしい お家で作れる沖縄そば」
http://okinawa-ebook.wook.jp/detail.html?id=212984
ぜひ一度ご賞味ください!
[PR]
by harumaki-33 | 2011-11-10 23:46 | 沖縄料理のレシピ | Comments(0)
シブインブシー
ンブシーとは味噌煮のことです。
「ンブシー」という言葉のどこが「味噌」で、「煮」なのかわかりません。
でもンブシーとは、味噌煮のことなのですっ!(笑
(実際には「煮びたし」が語源という説があります)

ンブシーで有名なのがナーベーラーンブシーです。
ナーベーラーとはへちまのことで、「鍋あらい」が語源と言われています。
沖縄県外でへちまと言えば、たしかに垢すりのイメージがあるかもしれませんが、沖縄ではヘチマは食べ物です。
それもゴーヤーと並ぶほどポピュラーな。

さておき。

僕はシブイのンブシーも大好きです。
シブイとは冬瓜のことです。
冬の瓜と書いて冬瓜(とうがん)ですが、夏に出回る野菜です。
ヘチマはなかなか沖縄県外で買えませんが、冬瓜ならば手に入れやすいでしょう。
ぜひ一度、沖縄風の料理で味わってみてください。

いつものことながら、前置き、長っ!! すみませーん(^^;



■材料(2人前)
冬瓜……半分の半分の半分(上の写真の半分)
豚肉……50g
豆腐……1/2丁(1パックの半分)
小松菜……2房くらい
かつおぶし……3g(ひとつまみ)
味噌……大さじ2
砂糖……小さじ1とちょっと(味をみて)
酒……小さじ2
かつおだし……カップ1

■下ごしらえ
1)冬瓜の皮を剥き、乱切りにする。
2)ボールで味噌、砂糖、酒を混ぜ、冬瓜と豚肉を加えてよく混ぜる。1時間ほど置いておく。


■仕上げ
3)ザルで漉して冬瓜と肉の汁気を落とす。汁は絶対に捨てない。
4)フライパンに油をひいて熱し、冬瓜と豚肉をざっと炒める。
5)豚肉の色が変わったら、かつおだしと、取っておいた汁を加え、じっくり煮る。
6)汁が少なくなり、冬瓜が芯まで柔らかくなったら、ざく切りにした小松菜とかつお節を加えてざっと混ぜる。
7)器に盛りつけて出来上がり。



用意できるなら豚だしを使うと、こっくりとした仕上がりになり、また美味しいです。
豆腐は絹なら食感を大事に一口大の賽の目切りにして、木綿ならチャンプルーのときのように水切りして手でちぎって加えてください。

これは簡単だし、美味しいし、冬瓜っていまいちどう使えばわからな~い。
という人にはオススメです。ご飯のおかずに超あいます。
ちょっとお行儀悪いですが、白飯にぶっかけて食うとデージ超マーサンです。

本日も、ご馳走様でした!

◎豆知識 シブイの語源
その昔、瓜は「ウリ」ではなく、「ブイ」と言っていたそうです。
冬瓜は実が白いので「シロブイ」と呼ばれていて、それが沖縄に渡り、次第になまって「シブイ」となったと思われます。
沖縄の言葉はかなり独特でわからないものが多いですが、そのルーツの7割が大和言葉、2割が中国の言葉、1割がそれ以外(ヨーロッパやポリネシアン)だと聞いたことがあります。
沖縄県外では無くなった大和言葉が、遠く沖縄で生き残っていた・・・ということなのかもしれませんね。

===宣伝===
食べて体がほっとする。美味しい、嬉しい、沖縄そば!
電子書籍「体にやさしい お家で作れる沖縄そば」
http://okinawa-ebook.wook.jp/detail.html?id=212984
ぜひ一度ご賞味ください(^^
[PR]
by harumaki-33 | 2011-07-23 21:15 | 沖縄料理のレシピ | Comments(2)
スーチキージシ
沖縄料理には豚肉を美味しく食べる方法がたくさんあります。
そのなかで、たった1つだけ選べ! と言われたら、僕はスーチカーを選びます。
もちろんラフテーも好きですが。好きだけど!(><

スーチカー、またはスーチキー。
より正確にはスーチキージシと言います。
スーチキーとは「塩漬け」のこと。
ジシ(シシ)は肉のことで、スーチキージシとは塩漬け肉のことです。

そのものずばりの料理で、生の豚肉に塩を擦り込んで保存します。
それを食べたいときに食べたいだけ切り取り、塩抜きし、茹でたり焼いたりして食べます。
その味は、まさにシンプル・イズ・ベスト! 肉本来の味を堪能できる一品なのです。
(だから肉がマズイと、仕上がりもマズイ)



■材料
豚バラブロック(可能なら皮付きのもの、また脂身は少ないほうが良い)……400g
粗塩(出来れば良いもの)……20g~30g(肉の5%~7%くらい)

■下ごしらえ
1)豚肉を流水で洗い、キッチンペーパーでしっかり水気を取ります。
2)分量の半分の塩を肉にまぶし、手でずりずりと擦り込みます。
3)バットなどに置き、少し傾けて一晩置いておきます。


4)水(ドリップ)が出るので捨て、残りの塩をまぶしてさらに擦り込みます。
5)タッパーなどに入れ、冷蔵庫で1週間ほど寝かせます。その際、少し傾けておき、出てきたドリップを1日ごとに捨てます。(2日目か3日目以降はドリップは少なくなっていきます)

■仕上げ
6)ドリップが完全に出なくなり、表面が白っぽくなっていればOKです(上の写真)。
7)食べたいだけ切りとり、流水で表面を洗います。ボールなどに入れ、水を細く垂らしながら、2~3時間ほど塩抜きします。


8)お湯を沸かし、肉を茹でます。沸騰した湯に肉を入れ、やや強めの弱火で12分ほど茹でます。
9)茹であがったらお湯は捨て(しょっぱくて飲めない)、肉を冷水で冷やします。
10)薄くスライスしていただきます。ポンズ、マヨネーズなどが合うと思います。



塩抜きの方法は何通りかあります。
水で洗った後、水からじっくり1時間くらい茹でる方法。
水は水でも、薄い塩水につけて、浸透圧を利用して塩抜きする方法。
僕は、スーチキージシはあまり茹ですぎないほうが美味しいと思うので、ここで紹介した方法を採用しています。
お肉の中心が、ほんのりピンクっぽい状態を目指しています。

繰り返しになりますが、沖縄豚肉料理のなかで、これが一番好きですね。
泡盛の肴に最高です。

このスライスしたやつを油をひかずにフライパンで焼いて、じりじりと脂が浮いたのを白飯の上に盛り、醤油、またはポンズをぶっかけ、薬味に刻んだネギなぞをパラパラとふる。
それらを飯と混ぜるようにして口に放り込めば・・・ヤバイですよ!
高校の山岳部時代を思い出すくらい、飯が進みます!

考えてみれば、和製……じゃなかった、琉球式パンチェッタ的な料理です。
塩抜きがやや手間ではありますが、お肉と塩さえあれば出来てしまいます。
ぜひ一度、この美味しさを試してみてください。

本日も、ご馳走様でした!

◎豆知識 沖縄の豚食
一口に沖縄料理と言っても、その中には大きく2つの流れがあります。
1つが宮廷料理、1つが家庭料理です。

沖縄にはかつて450年続いた琉球王朝があり、宮廷のなかでは中国の使者や日本の役人をもてなすための豪華な料理が研究されていました。
対する庶民の料理は、非常につつましかったと言います。
亜熱帯に属する沖縄の厳しい自然のなかで、限られた食材で最大限の栄養を、出来るだけ美味しくいただく。
そのための創意工夫は家庭料理の中にあり、沖縄長寿食の礎は、まさしくそこに合ったのではないかと想像できます。
宮廷料理と家庭料理、この2つが合わさって沖縄料理なのです。

沖縄では古くから豚が食べられていましたが、現在のように、食べたいときに食べたいだけ、食べられたわけではありません。
一般の家庭ではお正月やお盆など、年に1回か多くて2回、大切な日に豚をつぶし、それも1頭を隣近所数軒で分け合って食べていたそうです。
(大家さん談)

豚をつぶすと、内蔵や血など、保存の効かないものはすぐに食べ、いわゆるお肉の部分はスーチキーにしました。
たっぷりの塩をまぶし、甕に保存し、料理するごとに少しずつ切り出し、使っていたと言います。

「シーミー(清明祭)のときに1人2切れだけ、料理に混ぜないお肉だけのスーチキーを食べさせてもらえた。私はお肉は普段食べないけど、子供のときに食べたあのスーチキーがお肉のなかでは一番美味しかった」
・・・これは在沖時代、隣りに住んでいたAさんの言葉です。

沖縄はよく豚を食べる。
現在、たしかにそれは間違いではないでしょう。
ですがかつて、大事に大事に「いただいていた」時代がありました。
僕は沖縄に住んでそれを知り、改めて「いただく」ことのありがたさを学ばせてもらいました。

って言うか、余談長すぎ! 誰も読まねーよ!
サーセン!

===宣伝===
沖縄そばもまた、豚の恵の料理です。
豚に感謝して、作ろう! 沖縄そば!
電子書籍「体にやさしい お家で作れる沖縄そば」
http://okinawa-ebook.wook.jp/detail.html?id=212984
登録なしで試し読みもできます。
美味し~ヨ!
[PR]
by harumaki-33 | 2011-07-19 23:57 | 沖縄料理のレシピ | Comments(0)
クーブイリチー
沖縄では昆布をよく食べます。
だしに使うより、食材として使うことのほうが多いようです。
カジキを巻いて昆布巻き(クーブマチ)にしたり、細く切ってジューシーの具にしたり。
ですがやっぱり個人的に沖縄・昆布料理のナンバー1と言えば、クーブイリチーです。

ここでは僕式のクーブイリチーの作り方を紹介します。
本来は豚だしを使いますが、沖縄そばを作るときでもないと、なかなか用意できません。
僕は豚バラの薄切りを先に炒めてコクを出し、だしはかつおだしを使って作っています。



■材料(4人前)※保存がきくのでたくさん作っておけば、常備菜にぴったりです。
昆布(戻した状態)・・・120g ※乾燥昆布5枚分
豚バラ肉(薄切り)・・・70g ※薄切り3枚
人参・・・1/2本(70g)
こんにゃく・・・100g

泡盛・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ1と1/2
醤油・・・大さじ2
かつおだし・・・カップ2

■下ごしらえ
1)昆布を千切りにする。水でもどした昆布をくるくると巻く。芯を押し出してトルネ状にし、端から切っていくとよい。


2)昆布のぬめりを取るため、熱湯でさっと茹でこぼす(茹でて湯を切ること)。冷水で洗い、水気をよく切る。
3)豚バラ肉は短冊状(幅7~8㎜程度)に切る。人参は食べやすい長さ(およそ4cm)の千切りにする。こんにゃくも同じように千切りにし、熱湯で2~3分茹でこぼしてアクを抜く。

■仕上げ
3)鍋を熱し、サラダ油小さじ2をひいて豚肉を炒める。そこに昆布を加え、全体を混ぜるように炒める。


4)こんにゃく、人参を加えて、よく混ぜる。泡盛を加え、全体を混ぜながら、加熱してアルコールを飛ばす。
5)かつおだしを加え、醤油と砂糖で味付けする。煮詰まるので、ちょっと薄いかな? というくらいで留めておく。
6)弱火で1時間ほど煮含め、昆布の柔らかさを確かめる。固いようなら水、またはだしを加えて追加で10分ほど煮含める。味をみて、調節する。最後に強火で汁気を飛ばせば出来上がり。



ん~、美味し~!(自画自賛っ!)

材料はほかにかまぼこや厚揚げなども加え、贅沢に仕上げることもあります。
決して華やかな料理ではないけれど、クーブイリチーはご馳走の1つと言えるでしょう。
滋味あふれる、沖縄自慢の料理だと思います。

ご飯によし。泡盛によし。本日も、ご馳走様でした!

◎豆知識 沖縄、昆布の謎!?
沖縄はかつて、昆布消費量が日本一でした。
沖縄では昆布は取れないのに、です。
その謎を解くには、話が琉球時代にさかのぼります。

琉球国は、貿易国でした。
中国、韓国のみならず、東南アジアを中継地として、ヨーロッパの国々とも交易があったと言います。
沖縄には海外の様々な物品が集まり、そのなかには漢方薬の材料もありました。
そこに目を付けたのが、富山のクスリ売りでした。

時は江戸時代後期。
蝦夷地の開拓がはじまり、蝦夷地産の昆布が日本海を通って大阪に運び込まれます。
その中継基地が富山でした。
富山は薩摩藩を通して、琉球国からは漢方薬をもらい、その対価として昆布をおくったのです。
うーん、なるへそ!!

これが沖縄で北海道の昆布が古くから消費されている謎の正体です。
昆布は味が美味しいのはもちろん、栄養にも富み、沖縄長寿の礎になっていたことが想像できます。
しかし残念ながら、沖縄での消費量は年々減ってきています。
クーブイリチーもお弁当屋さんやスーパーのお惣菜コーナーには並んでいますが、家庭で作るのには時間がかかりすぎるのかもしれません。
っていうか、そもそも昆布を常備しているお家が少なくなったのかもしれませんね(^^;
うちでは大抵、だしをひいた後の昆布を凍らせておいて、たまると解凍してクーブイリチーにしています。

最近では生の切り昆布を買うこともできますし、これでもクーブイリチーは作れます。
ぜひ一度、挑戦してみてください!

===宣伝===
クーブイリチーの作り方は載ってないけど、ジューシーの作り方は載せました!
電子書籍「体にやさしい お家で作れる沖縄そば」
http://okinawa-ebook.wook.jp/detail.html?id=212984
登録なしで試し読みもできます。
美味し~ヨ!
[PR]
by harumaki-33 | 2011-07-17 01:01 | 沖縄料理のレシピ | Comments(0)