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夏の終わりのシンコと冷や汁
シンコは「新しい子」と書きます。 魚でシンコと言えば、コハダの小さいのだと思っていましたが、 じつはその年に生まれた、当歳の魚全般を注す言葉なんだそうです。 (夕日の魚屋さんに教えてもらいました) シンコは隠れた夏の風物詩ではないかなぁと思います。 7月に入ると初物が出始め、8月に入ると価格が安定してきます。 7月中旬に築地に様子を見に行ったら、現物がなく、お店の人に聞いたら、 「まだ1尾で400円~500円くらいするよ!」と言われました。(わお!!) 8月に入るとそわそわしてきます。 お寿司屋さんに行くのはいいとして、まだ1貫1000円! なんて言われやしないか? でも悠長にしていたら、シンコはどんどん大きくなってコハダになってしまいます。 最初はほんとに小さくて、1貫に4尾のシンコを使う四枚づけ、3尾を使う三枚づけ。 このころのシンコは、べらぼーに高くて、とてもじゃないけど食べれません。 それが8月に入ると、やや大きくなり、1貫2枚づけサイズになってきます。 ぼくが食べれるようになるのは、やっとこのころ。 それでもやっぱりコハダとは違うんですよね。 あのピカピカした新鮮さや、口に含んだときの風が吹くようなおいしさは、 シンコならではのものだと思います。 身がコハダよりずっと柔らかく、しっとりして、不思議に脂ものっていて…… し・み・じ・み、おいしい! 今年も無事に、食べることができました(^^ 昨日の夕方、近所の魚屋さんに行ったら、シンコが置いてありました。 「ずいぶん大きくなってきましたねー」 「そうだなぁ。そろそろ丸づけ(1枚づけ)サイズだなぁ」 またまたおセンチ……というわけではありませんが、 シンコのサイズに夏の終わりを感じた夜でした。 === 今年の夏は、また1つ新しいレシピをものにすることができました。 宮崎料理、冷や汁です。 ■冷や汁 材料:1人分 鯵などの干物 1枚 しっかり焼いて、身をほぐす いりごま 大さじ1 味噌 大さじ1 きゅうり 1/2本 薄くスライスする みょうが 大2個(小さいものなら3~4個) スライスして水にさらしておく 豆腐 1/4~1/2丁 水切りをしておく かつおだし 1カップ 大葉 2~3枚 ※あるとうれしい。糸切りに 1)すり鉢でゴマをよくあたり、そこに味噌を加えて、またあたる。 2)そこに焼いてほぐした干物の身を入れて、混ぜるようによくあたる。 3)すり鉢に味噌を薄くすりつけて、逆さまにし、ガスコンロであぶる。 ※やけど注意! ぼくはハンディガスバーナーで炙ってます。 4)冷ましただしを少しずつ加えて、味噌を溶く 5)きゅうり、みょうがの水をよく切って、加えて、なじませる。 6)豆腐で手でもみほぐしながら混ぜる。 これで出来上がりです。 熱飯を用意して、そこに冷や汁をぶっかけて、ザクザクといただきます。 仕上げに、好みで大葉の糸切りをあしらうと、見た目もきれいでおいしいです。 (今回はなかったので、割愛しました) これがね~、見た目以上にうんまいんですよね~! さらっと食べられて、魚も野菜も一緒に食べられて、しかもおいしい。意外と簡単。 今年の夏はだいぶお世話になりました。 干物は鯵を使うのが本場流? ですが、エボダイでもなんでもOKだと思います。 本日も、ご馳走様でした!
by harumaki-33
| 2008-08-28 11:28
| 日本料理
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