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調理師になるため沖縄に渡り、そして帰ってきた男の記録(主に食べ物日記)
by harumaki-33
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キロカロリーを4で割れ!
栄養学は食品に含まれる栄養素の特性を知り、
それが身体にどのように作用するのかを理解する学問です。
より具体的にいうと、いかに生活習慣病にかからない食生活を送るか。
ということを考えていきます。

たとえば砂糖は、平均的な成人で15~20gが、
1日の平均的な摂取量許容量とされているそうです。
しかし、自分ですべての料理を作るならまだしも、
市販のジュースやお菓子に何グラムの砂糖が使われているのかなんて、
なかなかわからないですよね。

そういうときには、製品に表記されているキロカロリーを頼りにします。
先日の日記でも触れた「アトウォーター係数」で、
砂糖=糖質のグラム数を逆算するんです。

コーラを例にすると、350ml缶のカロリーが150.5Kcalになっています。
糖質(=砂糖)のアトウォーター係数は4なので、150.5÷4=37.625g
なんとコーラ1本で、約2日分の砂糖を摂取することになるのです!
がーん!

しかし、栄養学の授業を受けていると「そんなことばっかり言ってたら、
ずいぶん窮屈な食生活になっちゃうよなー」という気になってきます。

けど、もちろんこれは端的な例で、目安のようなものです。
コーラは1日半分しか飲んではいけない! という話ではありません。
それに糖質は、脂質などと違って、ほとんど体内に留まらない栄養素なので、
少しくらいとり過ぎても、さほど問題ないのではないかと思います。

(※間違ってたらゴメンナサイ!)

このほか、4群点数法による栄養摂取法というのも習いました。
4群点数法の4群とは、食品に含まれている栄養素の特徴ごとにグループ分けしたもので……

1群:卵・乳製品
2群:主菜(肉・魚・大豆製品)
3群:副菜(野菜・海藻・いも・キノコ)
4群:主食(穀類・油脂・砂糖)

……に分けられます。
食品1つ1つに、重量とカロリーを元にした点数がつけられており、
対象となる人にとって必要な1日の必要点数を満たすため、
1~4の各群からバランスよく食品を選択し、献立を考えようというのが4群点数法です。

これは昭和36年に考案されたもので、
もしかしたら家庭科の授業で習った人もいるかも?
時代が時代ですから、もとは栄養不良を無くすために考え出されたものかもしれません。
第1群に、卵と乳製品のみがカテゴライズされているのが特徴的。
比較的簡単に栄養計算ができるので、私たちはこれを使って、
栄養学的に理想的な献立を考えていきます。

なお、現在はより細分化した「6つの基礎食品」が各分野で利用されているそうです。
by harumaki-33 | 2006-04-27 19:20 | 授業覚書
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